DRAMATIC!DRASTIC!の弾き方解説!タブ譜どおりのソロは簡単?むずかしい?
BOOWYのドラマティック!ドラスティック!のギターをLASTGIGS(ラストギグス)スコアのタブ譜を参考に初心者の方にもわかりやすいように解説していきたいと思います。
何小節目や何拍目という記載はスコアのタブ譜を見て説明しているので、お手元に用意していただくと練習がはかどります!
愛すべきまこっちゃんが作詞したこの曲は、はねた感じのギターが特徴的ですね。
ギターソロは手数が多くて手ごわそうですが、ゆっくり動画を見て弾き方をマスターして下さい!
動画はそれぞのパートからスタートしますが、2回目からの再生は時間を指定ていただく必要があるのでよろしくお願いします。
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目次
イントロの弾き方と解説
ゆっくり弾いたイントロは動画の3:34~4:04です。
イントロはパワーコード主体のフレーズですね。
ポイントはカッティングとブラッシングです。
タ! ズタ タタ タタ タ!ズタ タズズ タタ
文字でリズムを表すと上の感じですね。
”!”マークがカッティングです。
ジャッっと弾いた1音目をジャーンと伸ばさずに、右手でダウンピッキングしたその動きのまま下に手首を返すような感じで親指の付け根あたりで弾いた弦を押さえて音を止めます。
そして”ズ”は1音目を押さえた左手を弦に触れたまま浮かせて音が出ないようにして、4、5弦あたりをピッキングします。(実際はどの弦でもOKですが左手が4、5弦を押さえているのでブラッシングがしやすいためです)
完全に指を離すと解放弦が鳴ってしまうのでNGです。押さえすぎるのも音が鳴るのでダメです。
指と弦は触れているけど、弦とフレットは離れていること
を意識して下さい。
動画のように雑音的なアタック音が出るように練習して下さい。
そして上の文字リズムの”ズズ”の部分は16分なので倍の速度でブラッシングです。
右手をダウン→アップと手首を使ってピッキングします。
この部分がイントロで一番重要なポイントです!
スムーズに入れられるように練習しましょう!
Aメロの動画と解説
Aメロの動画は4:05~4:56です。
動画では勘違いして無駄に2回繰り返してますが間違ってます(笑)
フレーズはイントロとほぼ同じなので、イントロが弾ければすぐ弾けるはずです。
Bメロに続くAメロラストが半音ずつ上がっていく個所のみ違いますが特に問題ないでしょう。
Bメロの動画と解説
Bメロの動画は4:57~5:23です。
Bメロはパワーコードで
タン タタタタ タン
というボウイのギター基本形リズムですね。
タタタタの部分は少しブリッジミュートした方が歯切れよく聞こえます。
タブ譜の8小節目Gの2拍目は1~6弦まで押さえてしまってから6~4弦→1~3弦という風にピッキングするといいですね。
余談ですが、布袋さんはパワーコードを人差し指と小指だけで押さえていますが、ひとによっては小指で2、3本の弦を押さえるのがキツイ方もいると思うので(僕もそうです)
薬指をつかったり、押さえる弦を減らしても大丈夫です。
タブ譜どおりに弾こうとすると難しいフレーズでも、押さえる弦を減らすと簡単になるのでおすすめです。
ジャーンと音を鳴らしてみて、
この音抜いてもそんなに聞こえ方変わらないな
という音があると思うのでそれを見つけると弾くのもより簡単になって、楽しく練習ますね。
慣れてくればタブ譜に書いてある押さえ方で弾けるかもしれないので、
ちょっとくらい雑でもとりあえずそれなり(音源に合わせて)に弾けるようになってしまった方が上達が早くなりますよ!いろいろ試してみましょう!
サビの動画と解説
サビの動画は5:24~5:50です。
サビは単音で歌メロとユニゾンしていますね。
コーラスがはかどります!(笑)
サビのタブ譜4小節目、歌メロの合いの手のように
タタッタター
と1、2弦1フレットで入ります。
ここは音符の上に・マークがありますね。
これはスタッカートで歯切れよく音を鳴らす記号です。
カッティングのように右手で弦を押さえていては間に合わないので、左手を少し浮かせて音を切ります。
ブラッシングの時と同じように
指は弦に触れているけど、弦とフレットを離すだけ
です。
ブラッシングも間に入ってますね。
そこは浮かせたままピッキングすればOKです。
タッタッズッタッター
という感じですね。
その小節最後に5弦解放16分があります、これは無くても全く問題ないです。
布袋さん手癖の4拍目のジャカです。(布袋ファンならいつの間にか手癖になるハズです)
ギターソロの動画と解説
ギターソロの動画は5:51~7:05です。
ギターソロの前にパワーコードでベース&ドラムと合わせる箇所があります。
イントロの出だしと同じでカッティングで歯切れよく弾きましょう。
ここはベース&ドラムのスネアと全く同じリズムで合わせるんですが、ドラムのハイハットもバスドラも無いので3人が息を合わせるしかないという実は少し難易度の高い箇所です。
全員のリズム感がしっかりしていれば問題ないですが(笑)
そして、ギターソロは初心者泣かせです。はい。
1小節目から早弾きで、16分の3連符とか出てきます。
これは1音1音憶えるというよりは、メロディをかたまりで憶えるイメージで。
これまでの動画はBPM80ですが、これでもちょっと早いので
もっとゆっくりから始めてもいいかも。
と思ったのでBPM70で弾いてみました。
あまり変わらない?(笑)
とりあえずアドバイスできることは、プリング、ハンマリングの個所がありますが弾いてしまってもOKですし、逆にプリング、ハンマリングと書いてないところでもプリング、ハンマリングを使えばいいんです!
1小節目の3連符 2弦565となってるところも普通の16分5→6に変えてしまってもOKです。
2~4小節目の跳ねた感じの箇所は左手の指を浮かせて音を切って下さい。
まず最初にギターのメロディをリズムよく歌えるように!
メロディを口に出してみると意外といい感じですよ。
参考までに1~5小節までを文字に(笑)
1たらららたららたらららたららっ
2たったらったったらーった
3たったったったたらったったらら
4たったったったったらったーー
5たったっずたららたらららたぁらぁ
さあ恥ずかしがらずに!
この”っ”のところは全て左手の指を浮かせて音を切るんです。
タブ譜6小節目(動画の9:16あたり)からの1弦と3弦のフレーズは
3弦を押さえている指の腹で2弦に触れて2弦の音をミュートして下さい。
タブ譜11、12小節の下降してから上昇するフレーズも難しいですが、布袋さんのギターフレーズの特徴が表れてます。それは
ドレミファソラシド
の音階のフレーズを多用する
ということです。
(この曲の場合は)ピアノで言えば白鍵だけでフレーズを作っているので、とても聞きやすいフレーズになるんです!
布袋さんのフレーズが独特なのはそのためなんですね。
ラストのサビの動画と解説
ラストのサビの動画は7:44~8:52です。
サビのラストはアレンジが加わっていますが特に難しいフレーズは無いですね。
しかし、スライドが多いのでスライドの速さや長さで”らしさ”がかなり変わるので注意してください。
チョーキングは音程をしっかりと1音上げるように注意。
そしてここも布袋さんの手癖の4拍目のジャカが入ってますが、とりあえず無しでもOKです。
LAST GIGSのテンポの動画
ラストギグスのドラマティックドラスティックはテンポ145~155程度なので、145で演奏してみました。
ソロ後半、焦ってしまって走り過ぎですね(笑)
DRAMATIC!DRASTIC!の弾き方まとめ
イントロが弾ければ後はAメロ、Bメロ、サビと簡単に弾けるとは思いますが、ソロは練習が必要になると思います。
この曲のソロが弾けたら次はアルペジオの練習はどうでしょう?アルペジオが効果的に練習できるのはONLY YOUです。Aメロのアルペジオはなかなか手ごわいですよ!
初心者の方がいきなりこの曲を練習するのはちょっと難しいかもしれませんね。
バッキングもリズムが取りにくいですし、ソロは速いので、まずはB-BLUEあたりがおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
なにか質問等あればどんどんコメント下さい!
対応できる範囲で動画やブログで解説していきたいと思います。
ではまたお会いしましょう!
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